緊急

とめよう!自公保暴走国会
参議院比例代表区制改悪に反対しよう
少年法改正案の審理強行を許すな!

10・23 市民と労働者の集い


 今、国会で異常な事態が進行しています。

 原因は与党が突然持ち出した非拘束名簿式比例代表制です。

 13日には参議院の選挙制度特別委員会で野党欠席のままで強行採決がなされました。
週明けには参議院本会議での採決すら強行しようとしています。審議を強行する与党の暴挙で野党女性議員が負傷する事態まで起きています。

 今年二月には全党一致で次の参議院選挙は現行制度で行うことを決めていました。ところが、衆議院選挙で大敗した与党は比例代表で自民党・公明党・保守党と書いてもらうことが難しいと考えてごり押ししているのです。野党は当然にもこのようなごり押しに反対して審議に応じていません。

 ところが、与党は勝手に委員会を開いて重要法案の審議を野党の欠席のまま進めています。憲法調査会までが野党欠席のままで開催されているのです。参議院自民党の村上正邦議員会長を支援するKSD中小企業経営者福祉事業団の背任問題も全く解明されていません。

 他方で、法務委員会では少年法の改正案が審議されています。

 市民の間で大きく意見の分かれる、この重要な問題についてきちんとした審議もなされないまま法案を成立させようとしているのです。厳罰で本当に少年犯罪が減らせるのか、被害者対策やカウンセリングの充実など、もっと実効性のある少年犯罪対策を話し合うべき場が奪われています。

 10日の野党欠席の法務委員会では、少年法の改正に関連して保岡法務大臣が「憲法改正、教育基本法の見直しを含め、21世紀に向かって社会全体の規範意識や責任と義務、個と公の関係など新しい日本のあり方をきちっと求めていくことが極めて重大」と発言したといいます。

 法務大臣が憲法改正を口にしてもその責任すら問われないのは異常です。手をこまねいていれば日本の政治は憲法や教育基本法改悪というとんでもないところに行き着いてしまうことは明らかです。

 この無謀な流れを市民の共同の力でなんとしても止めなければなりません。

 緊急の呼びかけですが、考え方の違いを乗り越えて自公保暴走国会に歯止めを掛けるために、緊急集会をよびかけます。各政党にも党首クラスの参加をお願いしようと考えています。どうかご参加を!

日時:10月23日(月)午後6時30分より

場所:星陵会館ホール(地図) 東京都千代田区永田町2-16-2  (TEL 03-3581-5650)

出席:超党派国会議員、市民団体、労働組合、弁護士ほか

呼びかけ人(随時追加中、順不同、敬称略)

海渡雄一(弁護士)
佐高信(評論家)
富山洋子(日本消費者連盟)
赤石千衣子(婦人民主クラブ)
辛淑玉(人材育成コンサルタント)
大倉一美(カトリック東京教区正義と平和委員会)
高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)
山田善二郎(日本国民救援会)
藤崎良三(全労協議長)
小林洋二(全労連議長)
石井小夜子(弁護士)
平湯真人(弁護士)
佐藤憲一(ピースネットニュース)
吉沢くみ子(北区議会議員)
宮崎学(作家)
佐藤ひろこ(中野区議)
井上美代(新日本婦人の会〉
河村俊夫(憲法会議)
中岡基明(中小労組政策ネットワーク)
国富建治(戦争協力を拒否し、「有事立法」に反対する全国FAX通信)
斉藤千代(あごら)
ほか

連絡先
日本消費者連盟 TEL 03-3711-7766 FAX 03-3715-9378
全日本建設運輸連帯労働組合TEL 03-5820-0868 FAX 03-5820-0870

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