子どもの視点からの少年法論議を求める請願署名を すすめる会 N E W S
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署名総数60万名に迫る!! 「少年法改正先送り」の新聞記事も 署名総数は5月20日現在で59万5千名に達しました。国会ではガイドライン問題が大きな焦点となっているほか、衆議院法務委員会でも盗聴法案等が緊迫した状況にあり、少年法「改正」案は、本会議での趣旨説明もまだなされていません。 このような状況下で、5月11日朝日新聞朝刊に「少年法改正先送り」との記事が載りました。要約すると、「法案には全野党が反対しており、公明党は政府案の根本的な修正を求める立場だ。自民党、法務省は次の国会以降に先送りする判断に傾いたが、今会期中に審議入りにはこぎつけ、一定程度、議論を進めたいと考えている」というものです。 これによれば(会期延長の問題もありますが)、「改正」自体を断念したわけではなく、次回の臨時国会(おそらく秋)が山場になるわけですので、気をゆるめずに署名運動を一層続ける必要があります。 市民審議会の構想すすむ 署名運動が広がる中で、法律家だけの議論ではなく、「子どもの養育、心理、医療、更正、福祉等に携わる広範な、子どもを含む市民による十分な議論」(請願事項2)をする場を現実に設定する必要があるのではないか、それを「すすめる会」が呼びかけてほしい、という声が寄せられるようになりました。 国会での時間的猶予ができそうになっている今こそ、設定に向けて動きだす時期と思われます。「すすめる会」では各地の勉強会、学習会を広げていく課題とともに、全国民的英知を集めた全国レベルの「子どもの視点からの少年法論議をすすめる市民審議会(仮称)」の構想を検討し始めています。回数、テーマ、運営などを考えるべき課題は多岐にわたりますが、ぜひ御意見をお寄せください。 署名提出報告集会 和やかな熱気の中で決意表明 5月11日の署名提出報告会は急な御案内にもかかわらず30名近くの市民、4名の議員と6名の秘書が出席されました。 はじめにすすめる会の事務局から、署名の集約状況、国会状況、市民審査会構想などについて報告と説明がありました。 議員の方からは、市民の運動の盛り上がりによって国会審議に入れないでいる、決して油断はできないが、これからも一緒に頑張っていきたい、という決意が表明されました。特に照屋寛徳議員は弁護士として少年非行事件にかかわった経験も述べ、法案反対の意見を表明しました。 出席した市民からは多数の自治体職場で署名を集めた自治労の鈴木さんから「地域に生活しながら子どもを守ることが大事だと考えてきた」という発言や東京の8自治体で決議を成立した生活者ネットワークの安倍さん(調布市議)から、とりくみについての発言がありました。 東京子ども劇場の漆畑さんから「新学期を迎え、子どもの教育や非行についてお母さんたちの関心が高まっている時期なので、勉強会もしていきたい」 全司法の井上さんから「小児科のお医者さんの集まりやキリスト協会から少年法の話に呼ばれている。こういう接触ができるようになったことが改正問題のただひとつのよかったことだ」 東京シューレのA君17歳から「すすめる会の事務局に署名の整理作業等を手伝いに行った。こんなに大勢の大人が子どものこと考えてくれるんだな、と思った」 など発言がありました。 署名22万名を提出、104名の紹介議員に すすめる会では5月11日12時半から1時半まで参議院議員会館で提出報告集会を開催したあと、同日午後に22万名分の署名を全野党衆参104名の議員(ニュースbTの103名に不破哲三議員が追加)に届けました。 紹介議員からの提出メッセージ 先日は「子どもの視点から少年法論議を求める請願」を当事務所にご持参いただき、ありがとうございました。早速紹介議員として衆議院請願課に提出させていただきました。取り急ぎご報告申し上げます。 皆様からのご意見、ご要望は、政治活動を行なうにあたっての指針と考えております。今後とも、忌憚なきご意見をお聞かせ願えれば幸いに存じます。 請願署名御郵送分、確かに提出いたしました。 子どもたちの権利が本当の意味で保証できる条件をつることとあわせ議論がされることを節に求めます。ともにがんばりましょう。(山下芳生さん) 日ごろのご活躍に敬意を表します。 先日お届け頂きました請願書を参議院議長に提出、12日付で受理されておりますのでご報告申し上げます。取り急ぎご連絡のみ申し上げます。(村沢牧さん) 今後ともよろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げますとともに、皆様方のご発展をお祈り申し上げます。(山本孝史さん) 請願署名御郵送分、確かに提出いたしました。 子どもたちの権利が本当の意味で保証できる条件をつることとあわせ議論がされることを節に求めます。ともにがんばりましょう。(山下芳生さん) 日ごろのご活躍に敬意を表します。 先日お届け頂きました請願書を参議院議長に提出、12日付で受理されておりますのでご報告申し上げます。取り急ぎご連絡のみ申し上げます。(村沢牧さん) 先日お預かりしました「子どもの視点からの少年法論議に関する請願」2冊ですが、すでに提出し、5月12日と13日付別紙公報に掲載されましたので、ご連絡いたします。 用件のみにて失礼いたします。(佐々木秀典さん) 地方議会決議、8自治体に 東京都江戸川区、小金井市、狛江市、立川市、多摩市、調布市、東大和市、日野市
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